保険の見直しと生前贈与を活用した相続対策

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状況

相続対策のご相談でした。長男、長女とも、持家があり、実家に戻ってくることがないこと、また、30年前に入った郵便局の養老保険が満期を迎えることになり、その有効な活用方法についてご相談を受けました。

子供二人には、平等に相続させたいとのご意向がありました。

当センターからの提案&お手伝い

状況をおうかがいしたところ、今後、お二人にもしものことがあったときに介護をしてくれるのは近くに住む長女になるであろうとおっしゃっていました。また、税理士にも確認し、お二人の資産を評価したところ、相続税がかかる見込みがあることが判明しました。

そこで、下記を提案しました。

(1)自宅については、夫が先に亡くなった場合には妻に相続させ(配偶者の軽減措置により相続税はかからない見込み)、その後妻が亡くなった場合には自宅を売却して長男、長女に平等に相続させる内容の遺言を作成すること(同様に妻が先に亡くなった場合は夫に相続させ、その後、自宅を売却して子2名に平等に相続)

(2)死亡保険金の非課税枠を使い、夫妻それぞれに子2名を受取人とする一時払い終身保険に加入すること

 (将来の介護についての長女の寄与分を考慮し、受取割合は長男4割、長女6割)

(3)夫が長男とその孫、妻が長女とその孫に贈与税の負担が少ない形で複数年にわたって「生前贈与」をし、その受け皿として将来のための保険に加入すること

結果

長男、長女家族とも話し合いをし、ご一家の相続対策を提案通り行うことになりました。将来の相続問題も生前に解決したことにより、今後安心して余生を楽しむとおっしゃっていただけました。

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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