父親名義の不動産を子供が住宅ローンを利用して購入したケース(親族間売買)

 関係図

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状況

横浜在住の父親(60代)名義が10年前に購入した大田区のマンション(父の住宅ローン残債有)を長男に譲りたいとの相談でした。
大田区のマンションには、長男が住んでおり、長男の持ち家にしてあげたいとの相談です。
住宅ローンは長男が引き継がせたいとの意向であり、長男も了承していました。

 

当センターからの提案&お手伝い

大田区のマンションには父の住宅ローンが残っていることから、手続きをするにあたって、下記の方法を提案しました。

 

①長男が住宅ローンを組んで、父名義の大田区のマンションを購入し、売買代金で父の住宅ローンを完済する方法
 ※税理士に確認し、贈与税、譲渡所得税等の余計な税金が出ないよう売買価格を調整が必要
 ※親族間売買で住宅ローンを組んでくれる金融機関を見つけることが必要(大手銀行は親族間売買に積極的に融資をしてくれません)

②大田区のマンションを長男が分割弁済で父から購入し、分割弁済で受け取ったお金で父が住宅ローンの返済を続ける方法
 ※父が借りている金融機関への事前の根回しが必要

③大田区のマンションを長男が生前贈与(相続時精算課税制度を活用)を受け、住宅ローンは父が返済を続ける方法
 ※②と同上
 ※住宅ローンの返済資金を確保するために、子から父へのローン返済相当額の毎月の贈与が必要

 

結果

検討していただいた結果、シンプルな①の方法をとることになりました。
親族間売買で住宅ローンを組んでくれる金融機関を当センターで見つけ、無事住宅ローンを組むことができました。
団体信用生命保険が任意加入であったため、団体信用生命保険代わりになる、保険料が安い、保険会社を紹介し、
コストが抑えつつ、親族間売買を成立させることができ喜んでいただきました。
今後は、横浜の実家をどうするか、一緒に考えていくことになりました。

 

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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