親子間売買と生命保険を活用した相続対策

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状況

母と同居する長女からの相談でした。
父は他界しており、母には、長女を含め4名の子供がいました。
自宅は、10年前に母と共有名義で購入し、今後もこの自宅で母と2人で住んでいく予定です。
将来母が亡くなった際に、母持分がどうなるかとのことで相談にいらっしゃいました。

当センターからの提案&お手伝い

状況をおうかがいしたところ、今後、母のことを見ていくのは長女になること、
母の生活資金が今後必要になっていくとのことでした。
また、母の相続手続きの際に、今後住んでいく自宅のことでもめたくないとの意向がありました。

そこで、母持分を長女が買取をし、
親子間売買にて母の持分を預貯金に変えてしまうことを提案しました。
預貯金であれば、不動産と異なり、
母が亡くなった際に、分割して子供が相続できるからです。
また、相続税対策と長女が今後も何かあった際に母を介護していくことから、
受け取った購入代金の一部を契約者・被保険者母、受取人長女とする一時払の終身生命保険に
することも提案しました。
民法上、介護をした方が相続の際、寄与分として他の相続人より若干多くもらうことを
家庭裁判所に認めてもらうことは難しいため、
その分の上乗せを生命保険を活用してであれば、問題なく認められるからです。
生命保険の受取金は、相続財産ではなく受取人の固有財産となります。

結果

親子間売買の契約の手続きを行い、自宅を母の生前に長女名義にすることができました。
生命保険についても、今後考えていくとのことで、お手伝いをしていくことになりました。

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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