夫婦で子供がいない場合の遺言相談

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状況

 

夫婦でお子様がおらず、兄弟が多数いらっしゃる方からの遺言の相談事例です。旦那様には、兄弟が5人、甥姪10名、奥様にも、兄弟姉妹が4名、甥姪が7名いらっしゃいました。

 

ご夫婦のご意向として、自分たち二人ともが亡くなったら、兄弟姉妹ではなく、甥姪に財産を引き継いでほしいという意向がありました。

 

当センターからの提案&お手伝い

遺言を作成しない場合、それぞれ相手方の兄弟姉妹に相続権があることをご説明しました。
夫婦のどちらかに万が一のことがあった場合は、全ての財産を残った夫(又は妻)へ相続させる遺言の作成を行うように提案しました。

 

その後、夫婦のどちらも、お亡くなりになってしまった場合は、財産を引き継いでもらいたい甥姪に、ご相談者様の好きな割合で遺贈配分を決めていただきました。
財産の中には不動産も含まれていましたので、甥姪が引き継ぎするときには、不動産を売却し、現金化したものを引き継ぎ出来る内容としました。

 

遺言の内容が複雑であるため、それを実現するための手続き(執行手続き)についても、当センターが執行者として就任することにいたしました。
これにより、遺贈を受ける方が多数居る場合もスムーズな財産引継ぎが可能になりました。

 

結果

4回~5回の面談を経て、公正証書遺言の作成を行いました。

 

ご夫婦とも、まだ少し遺言を書くには早いかなとおっしゃっていましたが、作成後は晴れやかな笑顔と作成した達成感、爽快感に満ちた様子でした。
私どもが遺言を作成する場合は必ず付言事項(法律効果はありませんが、遺言内に書くことができるメッセージ部分:どうして、この財産の分け方にしたか?などを記載したりします)を依頼人にお願いしております。

 

最初は、文章なんかいらないとおっしゃる方が多いのですが、当センターにて案を提示することで、作成にご協力をいただけるようになってきました。
今回も、依頼人の心のメッセージである付言事項を付けた遺言を作成することができました。

 

 

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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