相続放棄と生命保険を活用した対策
状況
自営業をされている方からの相談でした。家族は、妻と長男(8歳)がおります。
開業するにあたり、金融機関から借入をされており、1500万円弱の負債があります。
事業は妻と共同経営しており、順調に推移してますが、自分の身になにかあったときに、その借金を家族に背負わせることになることに一抹の不安を感じておりました。
事業資金以外に当面の生活費、子供の学費として、500万円の預貯金がありました。
当センターからの提案&お手伝い
妻が金融機関の借入金の連帯保証人にはなっていなかったため、当面使用予定がない資金を妻を受取人とする生命保険に切り替えることを提案しました。
万が一、本人が死亡したとき、妻と子が相続放棄をすることで、借金を相続せず、受け取った生命保険金は、法律上、受取人固有の財産となるため、相続財産とはならず、相続放棄の対象とならないからです。
生命保険に加入することで、万が一、本人が死亡しても、借金は相続せず、保険金に替えた財産は、妻が引き継ぐことができます。
結果
生命保険に一部資産を切り替え、事業で得た財産は、家族に生前に贈与、または、保険加入することで、万が一のリスクを気にせず、働けるようになったとご安心いただけました。
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解決事例カテゴリー
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相続に対する想い
~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~
相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等
一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等
本当にそうでしょうか?
確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。
家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?
今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。
残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。
両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。
兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。
私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。
横浜・六角橋相続サポートセンター
斎藤 竜