3ヶ月の申立期限切れの相続放棄申立てが受理されたケース

26e609619ddded431bc91d411e667f4c

 

状況

ご相談者(弟・60歳)は実家が地方にあり、30年以上ご実家の家族と連絡をとっておらず、疎遠の状態でした。

 

最近になり突然、実家の家業を継いだ兄(66歳)から、司法書士を通じて、父親が5年前に亡くなったため、父親名義の不動産が残っている関係上、送った遺産分割協議書に署名捺印の上、印鑑証明書と共に返送するよう記載された郵便が届き、初めて父親の死亡の事実を知ったとのことでした。

 

当センターからの提案&お手伝い

相手方の司法書士又は当センターを通じて、父親の財産状況を把握した結果、遺産分割の検討することもできることを提案しましたが、ご相談者は、実家から東京に出て来る前、家業で借金をしていたことを覚えており、東京で家族もいるため、借金があるかどうかわからない、また、実家との関係も希薄である以上、父親の相続に関わりたくない、相続のために家族に迷惑をかけたくない、そのため、相続放棄をしたいという想いを強くお持ちでした。

 

ご相談者の場合、父親が亡くなってから5年以上経過している為、相続放棄の申立期限である相続開始後3ヶ月以内という点が問題となります。

 

3ヶ月経過後の相続放棄を認める裁判所の事例を調査し、今回初めて父親の相続があったことを知った経緯、事情をまとめた資料を作成し、家庭裁判所に相続放棄の申し立てをしました。

 

結果

家庭裁判所より相続放棄の申し立てが認められ、ご相談者の兄には相続放棄の証明書を郵送し、ご相談者の相続問題は解決しました。

 

 

無料相談受付中 横浜 品川相続サポートセンター 0120-85-0457 平日10:00~17:30 土日・祝日および時間外にご希望の方にも出来る限り対応します メールでのご相談はこちらをクリック

同カテゴリーの記事一覧

相続放棄したいが実家が遠方。手続きはどうすれば??

状況 現在品川区で生活されている、次女の方からのご相談でした。 地方にお住まいのお父様が亡くなられ、営んでいた事業は長女が現在経営を引き継いでいるので、自分は相続放棄したいが、実家が遠方な
続きを読む >>

相続放棄をしたいが、他の相続人と連絡がとれず困っている方へのお手伝い

状況 横浜市にお住まいのご相談者様の弟様がお亡くなりになり、弟様の借金を相続しないために相続放棄の手続きについてご相談を頂きました。 亡くなられた弟様は離婚されていて、お子様2名いらっしゃ
続きを読む >>

亡くなった妹に負債があることがわかったお兄様(相続人)からのご相談

状況 大田区に住むご相談者のご家族構成は、亡くなられた妹とすでに他界されているご両親です。 亡くなられた妹様は独身で、配偶者・お子様はいらっしゃらないので、今回ご相談者が相続人となられます
続きを読む >>

帰化された方のご親族からの相続放棄

状況 亡くなられた方に債務があったため、その配偶者とお子様から相続放棄のご依頼をいただき、無事相続放棄の手続きを完了いたしました。 それによって相続権が兄弟姉妹に移ってしまったので(被相続
続きを読む >>

未納の公租公課や借金がある父親が亡くなり、市からの納入通知書や弁護士事務所から受任通知が届いたケース

  状況 相談者の父親が亡くなり、父親には未納の公租公課があり、他に借金がある可能性も高かった。 相続人である配偶者、子二人、さらに父親には遠隔地に認知した子が他に一人いた。その後
続きを読む >>

相続放棄の記事一覧へ

解決事例カテゴリー

417298ee3d5b59fc62666b76b1f2ac03

安心の無料相談 便利なアクセス 充実したサポート体制
万全の連携体制 出張相談 休日対応可
お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

topphoto01

相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

以下は当サイトでよくご覧頂くサイトです

無料相談受付中 横浜 品川相続サポートセンター 0120-85-0457 平日10:00~17:30 土日・祝日および時間外にご希望の方にも出来る限り対応します メールでのご相談はこちらをクリック