将来の相続対策を見据えた認知症対策(家族信託)

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状況

現在、古い一軒家に一人暮らしをしている母(84歳)が心配な長女からの相談でした。

父は他界しており、母には、長女と次女がいます。母の足腰が最近悪くなってきており、将来高齢者施設への入居を考えております。

父から相続した金融資産もそれなりにあるため、母が亡くなった後の相続税も心配にされていました。

 

当センターからの提案&お手伝い

状況をおうかがいし、税理士と連携して調査したところ、相続税がかかるものの、生命保険の非課税枠、生前贈与等を数年間にわたって活用していくことで、相続税をゼロにできる見込みがあることが判明しました。

しかし、母の年齢と現在の状況を鑑みると、数年後に認知症など、意思判断能力が失われる状態に、なってしまう可能性があり、その場合には施設へ入居するための自宅の管理、処分や生前贈与等の生前対策ができなくなるリスクがあると説明しました。

現在、近くに住んでいる長女が母の様子を見に、週1,2回訪問し、様子をみていること、今後、母の介護をみていく長女に任せる意向が母にあることから、長女に母の財産を託す家族信託を提案しました。

家族信託を利用することで、徐々に意思判断能力が低下し、判断できなくなりつつある状態でも、数年にわたっての生前贈与や自宅の管理や修繕、高齢者施設へ入所後の処分などの行為も信託契約で決めた目的に従い、長女の判断で母の財産を自由に処分、活用することができます。

 

結果

円満な相続対策、とりわけ家族信託は家族全員の理解と協力が必要なため、家族信託の仕組みと今後の母の介護のこと、生前対策のことを母、長女、次女を交えて説明し、家族会議を経て、今回の対策を実行することになりました。

 

 

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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