子供のいない方で、自分が将来、物事の判断ができる能力を失った時に備えて、遺言書と任意後見契約書を作成したケース

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状況

お子様がいらっしゃらない方で、両親、ご兄弟も他界しており、相続人となる方がいらっしゃらない方からのご相談です。

 

ご本人はまだまだお元気でしたが、70歳代となり、今後ご自身が日常生活等が自分でできなくなるような状態になったときのことを心配されていました。

 

当センターからの提案&お手伝い

依頼者の本当の想いは何なのか、やりたいことや将来のことを世間話を交えながらお聞きしていると、お元気なうちは、海外や国内の旅行にいきたい、いろいろなことを経験して見たい、自分の体調が悪くなった時、不安があり、(相続人がいない場合には、相続財産は国のものとなるということを説明したところ)、遺した財産はご自身のことを見守ってくれた方に渡したいといったことをおっしゃてくれました。

 

身の回りを気遣ってくれる方はいらっしゃるか確認したところ、ご自身の交遊関係は皆高齢者が多いことですが、近くに住む遠い親戚にあたる女性が時折、連絡をしてくる方がいらっしゃるとお聞きしました。

 

そこで、その方に、将来の判断能力が衰えた時に備えて、あらかじめ任意後見人(未成年者の親権者のイメージです。本人に代わり、日常生活の支払い、介護契約の締結、財産管理等を行います)となる方になってくれるよう話をし、同時に、公正証書遺言を作成し、その方に、依頼者が遺した全財産を渡す内容の遺言を作成することを提案しました。

 

結果

遠い親戚にあたる女性も、前々から依頼者のことを気にかけていた様子で、快諾していただき、依頼者が将来のどうしたいのか(施設、生活、葬儀等)、ライフプランをお聞きし、それを踏まえて任意後見契約書、公正証書遺言を作成しました。
 
当センターも任意後見手続きにあたって、不明点等あれば、随時サポートさせていただくことになりました。
 
 
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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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