子供のいない夫婦で、どちらが亡くなった場合に財産を配偶者だけに渡すために遺言を遺すケース(その1)

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状況

子供がいらっしゃらないご夫婦からの相談でした。

 

お二人とも50代でまだお若いのですが、将来、どちらかが亡くなった時に財産はどのようになるのか、また、独り身になった後、もし認知症等になったときに備えて何か制度はあるのかというご心配を抱えておりました。

 

当センターからの提案&お手伝い

ご親族関係をお聞きしたところ、兄弟がそれぞれいるとのことでした。

 

仮に亡くなった場合には、養子をとるか、遺言書がない限り、それぞれお持ちの自宅、預貯金等は、配偶者が4分の3、兄弟が4分の1を相続し、配偶者と亡くなった方のご兄弟とで遺産分割の話し合いが必要なことを説明しました。

 

また、認知症等に備えて、あらかじめ信頼できる方に後見人となっていただくことをお願いする任意後見制度があることをお伝えしました。

 

まだ、お二人とも若いため、60、70代と年を経てその時の事情を鑑みて作成すればよく、今の段階から費用がかかる正式な公正証書遺言や任意後見契約を作成する必要ないとアドバイスするとともに、万が一どちらかが事故等により急に亡くなった時に備え、「全財産を配偶者に相続させる」という内容の自筆証書遺言の作成することを提案しました。

 

結果

提案をその場で快く受けていただき、お互いに全財産を相続させる自筆証書遺言をその日のうちに作成していただきました。

 

「将来、正式なものを作成するときになったら相談にきます」といっていただき、大変喜んでいただきました。

 

 

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お客様の声

相続に対する想い

~「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい~

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相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等

一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等

本当にそうでしょうか?

確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。

家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか?

今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。

残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか?
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか?

お子さんに伝えたいのはどんなことですか?
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。

両親に伝えたいことはどんなことですか?
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。

兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか?
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。

私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。

横浜・六角橋相続サポートセンター

斎藤 竜

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