亡くなった旦那様の財産を二次相続対策をふまえて、母の資産を現預金のみにした事例
状況
父が亡くなり、相続人は相談者である母親と長女、ほか兄と弟の計４人。長女が実家に通い実家に一人となった母親の面倒を看ており、
兄と弟は今回の相続に関しては、母親が全て受け継げば良いと思っていてあまり口出しをしてこないが、相続税もかかりそうなので、二次相続もふまえた良い策はないだろうか…
という漠然としたご相談から始まりました。
当センターからの提案＆お手伝い
まずは、相談者様やほか相続人の現状、二次相続での実家の継承先の考え、お母様のご意向を確認し、税務申告もあるため財産の調査をしっかり行い、
お客様のご希望もふまえた遺産分割案を３パターンくらいご用意しました。実家を長女にというお母様の希望と、実際に継いで行くかを悩んでいる長女の話から、
認知症対策と遺言機能もあるものとして、委託者兼受益者を母親、受託者を長女とする家族信託の活用を提案させていただきました。
結果
不動産を母親に寄せれば、一次相続で税金をかけずに移転ができますが、今回は名義だけを相続税をかけてでも長女に移転してしまってすっきりしたいという母親の希望が強く、
兄弟の了承も得て、長女に不動産名義を持たせ、現預金は母親が受け取りました。二次相続では、現金を分けるのみです。
このように、不動産価値をお金として捉えなければ、実家を守り引継いでいく人に名義を渡すという形で落ち着くこともできます。
皆様の想いを受け止めますので、細かなことでもご相談ください。
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解決事例カテゴリー
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相続に対する想い
～「相続・遺言」を「家族への想いを語り、伝えるキッカケ」にしたい～
相続・遺言問題は、マイナスのイメージでとらえられることが多いですよね。
争族、必ずモメる遺産分割‥等
一方、楽観的な考え方でよくあるのは、このような意見です。
ウチの家族は仲がいいから大丈夫、もめるほど財産がないから‥等
本当にそうでしょうか？
確かに、そのような一面もあります。しかし当事務所の考え方は違います。
家族に「相続や遺言、成年後見」の問題が降りかかった時、それは、「家族についての想いをお互い語ったり、伝えたりする」キッカケの時がきたということではないでしょうか？
今まで長い間「家族」として共に過ごした時間はありますが、それを言葉にだして、語るキッカケはなかなか日常にはありません。
残された家族に、本当に伝えたいことはなんですか？
また、亡くなった大切な家族に、本当に伝えたいことはなんですか？
お子さんに伝えたいのはどんなことですか？
私たちのところへ生まれてきてくれてありがとう。
そんな言葉かもしれません。
両親に伝えたいことはどんなことですか？
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。
もっと、もっと想いがあふれてくると思います。
兄弟姉妹に伝えたいことはなんですか？
子供の頃、遊んだあの思い出の場所のことかもしれませんね。
私たちは、「相続・遺言・成年後見」業務を通じて、「家族についての想いを語り、幸せな家族を増やす」ことをミッションとしています。
横浜・六角橋相続サポートセンター
斎藤 竜
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